鉄道好きはそこにこだわる:電車か。それともディーゼルカーか。

「○○線の電車に乗る」

その何気ないひと言に、鉄道好きはイラッとすることがあるのです(その態度に、鉄道好き以外がイラッとするわけですが)。

小淵沢駅にて。「中央線の電車」です。

同じく小淵沢駅の小海線ホーム。これは「小海線の電車」……ではありません。気動車です。ディーゼルカーです。電車じゃないのだから、電車ではありません。



東急田園都市線の「電車」です。

JR八高線の「ディーゼルカー(気動車)」です。

JR南武線の「電車」です。

JR函館本線の「ディーゼルカー(気動車)」です。

電車でないのだから電車とは……いえ、そのうちどうでもよくなるでしょう(すでに多くの人にとってはどうでもよいのですが)。

なぜなら、電車ではなくディーゼルカーが走っている、架線のない路線では今、蓄電池を搭載したハイブリッド気動車や、車庫や駅で充電して電気の力で走る蓄電池車などが導入されつつあるからです。

全部「列車」といっておけば大丈夫です。はい。