日常の中に現れる貨物列車という非日常

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小田急線沿線で育った私にとって、子供の頃横浜線に乗って八王子に行くのは、ちょっとワクワクすることだった。なぜなら八王子には国鉄の機関区があり、ふだん目にすることのない電気機関車やディーゼル機関車がいて、ときどき貨物列車も通るからだった。

今でも小田急沿線に住んでいるから、ふだん貨物列車を目にするということはない(武蔵野貨物線が近いといえば近いが、ほとんどトンネルだ)。



もちろん、武蔵野線やら高崎線やらをふだんから利用していれば、それほど珍しいものではないのかもしれない。しかし私にとって貨物列車とは、不意に視界に入ってくる「非日常」なのだ。

最近はなんとなく、駅で「列車が通過します」とアナウンスが流れると、貨物列車が来るのではないか?という予感はするが、本当に貨物列車が来ると、やはり珍しいものを見たような気がして、ワクワクしてしまうし、駅のホームから列車が来る方向を眺めて貨物とわかれば、カメラを取り出して構えてみたりもする。

急いでカメラを取り出したりiPhoneのカメラを起動したりするから、たいていはロクな写真にならないわけだけど。

一時期は仕事の都合で高崎線沿線に毎月のように通っていたので、さすがにその時期は「貨物列車来るんじゃないか?」と、心構えができるようになり、このようにEH200の試作機なんかが来ても、あまりあわてないようにはなった。

今まで出先で出会った貨物列車の中でも、極め付けはこれだろうか。

廃車になった東急田園都市線6ドア車が、長津田駅から横浜線経由で旅立つ直前。さすがにこれは驚いたし、何度も出会えるものではないので、(廃車回送とはいえ)ちょっと色めきだってしまった。

そのうち、狙って貨物列車の写真を撮りに行ったり、するのかもしれない。

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